F1 ニュース&コラム Passion

MGU-H 廃止にホンダが反対

[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
[`nifty` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る

_L4R1843-s PUコスト削減案として検討されているMGU-Hの廃止にホンダが反対している。 現在の高騰するパワーユニット価格を抑えようとしているバーニー・エクレストンとジャン・トッドの意向をうけてエンジンメーカーが、その方法を検討している。 パワーユニットの価格高騰にともない中小のチームが苦しんでいるのが、その理由の一つである。 メルセデス、フェラーリ、ルノーが提案してきたのはMGU-Hを廃止する案である。彼らに言わせるとこのエネルギー回収システムは複雑で金食い虫だという。これをなくせばかなりのコストダウンが見込める。 だがこれにはホンダが猛反対した。MGU-HこそはホンダF1活動の中心であり、これを廃止することは考えられない。 そうれはそうだろう。彼らはこの技術に魅力を感じたからこそF1に復帰したのだ。この技術はホンダだけではなく、他のメーカーも将来的には市販車に応用できると考えて導入したのである。 では彼らが同意できない場合は、どうなるのであろう。 彼らは1.5リッターに排気量を落とし、MGU-Hの代わりにもう少しシンプルなeブースターなるものを設置して、コストダウンをはかろうとしている。このeブースターの内容はまだわからないが、エネルギー回収はしないと見られている。 この問題は2016年までもつれ込むと2017年からレギュレーション変更するためには全チームの同意が必要となり、賛成と反対が入り乱れている状況では、事実上2017年からの導入は不可能になる。 もっともエンジンメーカー側も技術的に2017年からの導入は困難なので、2018年からの導入を提案している。 だがバーニーとトッドは早期にコストダウンを実現したい。それにバーニーはエンジンメーカーが我が物顔でルールに口出しするのが気にくわない。特に一度は同意しかけていたレッドブルへのPU供給をメルセデスが断ってからは、その気持ちが一層増してきた。 だが権力を持つバーニーとトッドが有利かというとそうでもない。元々彼らは宿敵とも言える仲である。今回はたまたま目的が一致したので協力しているが、この協力関係がいつまでも続くとは思えない。