タイヤウォーマーなしは難しい-ナスリ
バーレーンで開催されたインシーズンテストの2日目にタイヤテストを担当したウィリアムズのナスリは、タイヤウォーマーなしでドライビングするのはとても難しいと述べた。
来年のルールで禁止されるタイヤウォーマーを使用せずに、開発中の来年用のタイヤをドライビングしたナスリは、ドライビングの難しさを訴えた。
来年、タイヤウォーマーが禁止されるので、ピレリは新しい開発用のタイヤを持ち込み、ウィリアムズに装着してテストした。
ナスリはタイヤウォーマーが許されていないGP2シリーズに参戦しているが、2015年用のF1タイヤに熱を入れるのは難しかった。
2015年用のピレリタイヤはまだ開発の初期段階にある。
「タイヤウォーマーなしでF1を走らせるのは、このバーレーンの暑さの中でも難しい」とナスリは話した。
「シルバーストーンやスパなどの低温が心配されるサーキットでは、さらに難しいだろう」
前回、タイヤウォーマーが禁止されようとしたのは2009年であるが、その時はドライバーから、タイヤが温まりにくく、グリップがない状態でのドライビングは危険であるとの反対から、失敗している。
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