アロンソ 2010年にフェラーリ入りか!?
モナコのパドックでは、アロンソの契約の話で持ちきりであった。
というのもアロンソが2010年にフェラーリへ移籍する契約にサインしたというのだ。
2010年といえば再来年の話であり、気の早い話だと思われるかもしれないが、最近の移籍市場は動き出しが早くなっている。
アロンソがマクラーレンと契約したのは2005年だし、ライコネンも2007年からフェラーリをドライブしたが、契約したのは2005年だった。
ライコネンの場合、フェラーリ入りが正式に発表される1年以上前から契約が噂されていた。
このように、トップドライバーの契約時期は年々早まっており、以前はストーブリーグなどと言っていたが、今ではプールリーグなどという言葉も現れてきている。
そのような状況なので、現時点でアロンソがフェラーリと契約してもおかしくはない。
ルノーとの契約は2年契約と言われており、またパフォーマンス条項が盛り込まれておりルノーがコンストラクターズ・チャンピオンシップで4位以下の場合、アロンソは一方的に契約を解除することができると思われる。
この噂が事実だとすると、誰がチームメイトになるのだろう。
マッサとフェラーリは2010年末まで有効な契約を持っている。
ライコネンは2009年までが契約期間と見られている。
となるとライコネンが2009年末で引退すればマッサと組むか、ライコネンが続投すればマッサとの契約を解除する可能性が高い。
ライコネンはチームメイトを選ばないので、可能性としてはある。
だが、実際にライコネンとアロンソの組み合わせはどうなのだろう。
そう考えるとライコネンは2009年で引退することを考えていて、フェラーリが先手を打ってアロンソを抑えたと考えればわかりやすい。
はたしてどうなるのか、興味は尽きない。
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