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2014 オーストリアGP観戦ガイド マシン編

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【パワーユニット】

全開率が70%であり、エンジンへの負荷は大きい。

メインストレートでは10秒間フルスロットルが続く。

燃料消費は高い。

標高700mなので、自然吸気エンジンでは7%のパワーロスがあるが、ターボでは問題ない。

ただそれを補うためにターボの回転数が上昇するので、負荷は限界に達する。

最高速度: 315km(DRS ON)、304km(DRS OFF)

エンジン全開率 : 70%(高)

パワーユニット負荷(1が最も軽く、5が最も厳しい)

エンジン: 4、MGU-K:2、MGU-H:4、バッテリー:3

燃料消費:3、エネルギー回収:4

【シャシー】

基本的なセッティングはカナダGPと同じである。

セクター1と3はストップ&ゴーであり、トラクション性能が求められる。

セクター2は連続する左コーナーであるターン5、6があり、ここではマシンの回頭性が必要。

またここでアンダーステアのマシンは、フロントタイヤの温まりが悪い。

フューエルエフェクト : 0.28秒/LAP(低)

ブレーキング比率:17%/LAP(高)

ブレーキ負荷:高い

【エアロダイナミクス】

中の上のダウンフォースセッティング

基本的にカナダと同じ特性のサーキットである。

高速区間が長いのでドラッグを減らしたい

【DRS】

メインストレートとターン2立ち上がりのバックストレートで使用可能。

検知ポイントはターン8立ち上がりととターン1立ち上がり後のストレートの2/3地点である。

速度が300kmを超えるストレートが4本、DRS区間がふたつあっても追い抜きは容易ではない。それゆえに作戦がとても重要になる。

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