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2010 Rd18 ブラジルGP観戦ガイド

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 【ブラジルGP観戦ガイド】

【サーキット】 アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ 4.309km×71周=305.909km 今シーズン四つしかない、左回りのレイアウトを持つサーキット。 その為、通常とは逆方向へ力が掛かるので、首へのストレスが大きい。 また路面がバンピーであり、高温なのでドライバーの肉体的負荷が大きい。 高低差も大きくドライビングは難しい。 特に1コーナーから2コーナーにかけてのエス・ド・セナは急激に下りながら左右と切り返し、リアのトラクションが抜けるので、雨が降ると非常に危険なコーナーとなる。 オーバーテイク・ポイントは1コーナーの飛び込みと、バックストレート終わり4コーナーの飛び込みでのブレーキングがチャンス。 比較的追い抜きはできるコースである。 窪みにあり沼地に位置するサーキットなので、急に雨雲が生成され、スコールが降ることもあり、多くのドラマを生み出してきた。

 【エンジン】 最終コーナーから1コーナーまで長い直線があり、全開区間が15秒以上続くので、エンジンパワーは重要で、メルセデスのエンジン搭載車は有利である。 全開区間は長いのだが、標高が高いのでエンジンの負荷は比較的軽い。 800mの高度にある為、エンジンパワーは約7%落ちる。 また低速のインフィールドもあるので、低回転域でのトルクが非常に重要となる。 ここではルノーエンジン搭載車がタイムを稼ぐ。 【シャシー】 長い直線の部分の多い第一セクター、第三セクターと、低速コーナーの多い第二セクターがあり、セッティングの妥協点を探すのが難しい。 第一セクターと第三セクターでは、低いドラッグでトップスピードを稼ぎたいが、第二セクターでは、大きなダウンフォースでコーナーリングを速くして、立ち上がりでのトラクションを稼ぎたい。 ドラッグを低くすれば、レースではストレートでのパッシングやポジションキープには役に立つが、第二セクターでタイムを失う。 その為、ダウンフォースのバランスをどこに持っていくかが難しい。 ブレーキに関しては、負荷はあまり大きくない。 【タイヤ】 ブリヂストンはスーパーソフトとミディアムタイヤを持ち込む。 タイヤの摩耗的には中程度。 タイヤへの攻撃性も高くなく、ハイスピードコーナーも多くないので、タイヤには厳しくない。 【ピット戦略】 ここでも当然1ストップ作戦。 上位陣は当然、オプションをはいてQ3をアタックして、オプションでスタート。 コース的にはタイヤに厳しくないので、雨さえ降らなければ長い距離を持たせることも可能だろう。 ただ金曜日、土曜日で雨が降るとラバーが流れて、タイヤの摩耗は進むと見られる。 ストップ時間は、14.5秒+静止時間。 【レース展望】 コースレイアウトを考えると、メルセデス・エンジンを搭載するマクラーレンにもチャンスがありそうだが、最近のマクラーレンは開発の成果が表れていない。 その為、ここでもレッドブルの2台とアロンソの戦いになるだろう。 ベッテルにとっては、ここでアロンソより上位でフィニッシュできなければ、チャンピオンの望みは絶たれる。 レッドブルの二台は、ポイント差を考えれば優勝したい。 アロンソはライバル達のポジションを睨みながら、表彰台フィニッシュを目指す。 【地元出身ドライバー】 フェリペ・マッサ<フェラーリ> ルーベンス・バリチェロ<ウィリアムズ> ルーカス・ディ・グラッシ<バージン> ブルーノ・セナ<HRT> 【昨年のブラジルGP】 大雨の予選は中断により2時間40分もかかり、ベッテルがQ1落ち、バトンもQ2で脱落する波乱の予選となった。 バトンが予選14位から苦しみながらも、5位フィニッシュし、念願のドライバーズ・チャンピオンに輝く。 グロックの代役で小林可夢偉がトヨタから実戦デビュー。 9位でポイント獲得はならなかったが、レース中バトンとのバトルで印象に残る走りを見せる。 優勝者は予選2位からスタートしたレッドブルのウェバー。 2位はBMWのクビサ、3位はハミルトン。 【過去5年間の優勝ドライバー】 2005 J.P.モントーヤ<マクラーレン> 2006 F.マッサ<フェラーリ>  2007 K.ライコネン<フェラーリ> 2008 F.マッサ<フェラーリ> 2009 M.ウェバー<レッドブル>

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