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2011 第8戦 ヨーロッパGP 観戦ガイド

【ヨーロッパGP観戦ガイド】 【開催国概要】 開催国:スペイン 首都:マドリッド 地理:欧州大陸の南西部イベリア半島に位置して同半島の大部分を占める。 人口:46,000千人 GDP:約110兆円(世界第12位) 公用語:スペイン語 【サーキット】 ヴァレンシア市街地コース 5.419km×57周=308.883km 2008年に初開催されたスペインはバレンシアの市街地を利用したサーキット。 コース上に橋があり、長い直線があるのが特徴。 基本レイアウトは低中速コーナーが中心のストップ&ゴー型のサーキットレイアウトである。 公道サーキットであり普段はレースが開催されないので、金曜日の路面状態は良くない。日曜日の決勝に向かい路面状況は改善されていく。 昨年までは追い抜きが難しいサーキットだったのだが、今年はDRSがあるので、オーバーテイクが見られるだろう。 ただし、それでも予選順位は重要。

 【エンジン】 全開率は59%と低くエンジンの負荷は少ない。 ただ、高温になることが予想されるので、温度的には厳しく、エンジンの冷却は重要となる。 長い直線では最高出力が求められ、メルセデス・エンジン搭載車は最高速度を稼げるだろう。低速コーナーが多いことから、低回転域のトルクの出方が重要で、ルノーエンジンは有利。 このレースから予選と決勝レースの間に、エンジンマッピングを変更できなくなる。これは予選での極端なブロウン・ディヒューザーを使用させないためである。 これは予選のスピードに大きな影響を与え、特に極端なブロウン・ディヒューザーを使用していたレッドブルには大きな影響を与えるだろう。 ※エンジンマッピング: エンジンの点火時期などを決めた。エンジンをコントロールする設計図。 パワーやトルク、燃費に大きな影響を与える。 【シャシー】 昨年までであれば直線が長いため、比較的低いダウンフォースで走っていたが、今年はDRSがあるので、極端に軽いウィングはないだろう。 ハード・ブレーキングが多いので、ブレーキング時の安定性が重要。 ブレーキに厳しいサーキットの一つでもあり、ブレーキ冷却には十分に気をつけたい。 また、低速コーナーからの立ち上がりも重要で、メカニカルグリップも必要になる。 【DRS】 カナダと同じく一つのDRS検知ラインと二つのDRSゾーンが採用される。 DRS検知ラインはターン8の手前130mに設置され、DRSゾーンはターン10立ち上がり285mからターン12までとターン14立ち上がり35mから開始される。 カナダほどではないが、オーバーテイクは見られるだろう。 【タイヤ】 ピレリはソフトとミディアムを持ち込む。 金曜日の時点で路面は汚れており、スライドするのでタイヤのささくれ摩耗は厳しい。ただ、マシンが周回するとゴミが取れて、多少はラバーものるので改善される。 低速コーナーからの立ち上がりが多く、リアタイヤのタレやグレイニングは致命的となるので、丁寧なアクセルワークが必要。 路面状況は滑らかであり、タイヤへの入力は大きくない。 しかし気温は上昇すると思われるので、タイヤ温度が上昇しないで悩まされているフェラーリには好都合。逆にメルセデスには厳しい。 【ピット戦略】 タイヤにはそれほど厳しくないので、上手くタイヤを管理すれば1ストップも可能。昨年までであれば、オーバーテイクが難しいので、ポジション重視でピット戦略を考える必要があったが、今年はDRSで抜けるので、スピードがあるならば神経質になる必要はない。 ストップ時間は、17.5秒+静止時間。 【レース展望】 このサーキットでもレッドブルのベッテルが最有力である。 対抗するのはハミルトンで、特にレースペースではレッドブルを脅かす。 DRSがあるとはいえ上位陣同士のオーバーテイクは、難しいので予選順位が重要。 路面状況が良くないので、奇数グリッドからスタートしたい。 その為に予選のPP争いが白熱するだろう。 【過去3年間の優勝者】 2008年 F・マッサ<フェラーリ> 2009年 R・バリチェロ<ブラウンGP> 2010年 S・ベッテル<レッドブル

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