2014年ケータハムでF1シートを獲得した小林可夢偉が自ら契約に至る経緯を述べている動画が公開された。
この動画を見ると可夢偉はまずザウバーと交渉していた事実を明らかにしています。当初は持ち込み資金なしでの交渉でした。ザウバーは例のロシアマネーを当て込んで、ロシア人ドライバー シロトキンと可夢偉のラインアップを考えていたようです。ところがご存じのようにロシアマネーは消えてしまい、この話はなくなりました。
チーム代表のモニシャが可夢偉と持ち込み資金なしでの交渉をしていた事実は、彼女が可夢偉の実力を評価していたことを表しています。
交渉の経緯を明らかにしなかったのは、シートを争っていた他のドライバー達に手にうちを知られたくなかったためだと話しています。
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また持ち込んだお金は可夢偉サポートで集めた資金だけと話しています。スポンサーは具体的なシートが決まらないと交渉が進まないためで、今後契約が発表されると思われます。
6分45秒あたりから交渉の経緯を語っています。是非ご覧下さい。