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まだまだ厳しいマクラーレン ホンダ

開幕戦のオーストラリアからたったの二週間しかたっていないので当たり前といえば当たり前なのだがこの週末もマクラーレン ホンダはさえなかった。
さえていたのはいつもの通り、フェルナンド アロンソのドライビングだけである。予選Q1で自身も会心の出来といっているアタックを見せ10位で通過。予選Q3進出はならなかったが一人気を吐いた。
決勝レースでも、トリッキーなコンディションを利用して、一時は7位を走行し、入賞も可能な走りであった。
今のマクラーレンホンダの競争力を考えると、素晴らしい走りである。だが最終的にアロンソのドライブシャフトが破損してリタイアだったが、アロンソにとっては現状ではある程度の満足感はあったのではないだろうか。
しかしたった一回しかスタートしていないのに、壊れるドライブシャフト。設計ミスなのか、製造ミスなのか。まさかホンダのパワーが大きすぎたので、壊れたとは口が裂けても言えない。
前回のコラムでも記載したが、今のマクラーレンは基本の部分ができてなくて、これではホンダがパワーユニットを改良してきても結果を残すことは難しいだろう。