2014バーレーンテスト4日目 ロズベルグが最速
ニコ・ロズベルグが2014年プレシーズンテストである第1次バーレーンテストの4日目に最速タイムを記録した。
これによりメルセデスは今シーズンの有力チームであるとの見方を強めることになった。ニコ・ロズベルグの記録したタイム1分33秒283は2位のジェンソン・バトンより約1.6秒も速い。3位のライコネンはニコより3.4秒も遅いので、上位の2台はすでにパフォーマンスランを始めている。
ただニコもトラブルがなかったわけではなく、7回出たレッドフラッグのうち2回はメルセデスが原因であった。だがそれでもニコは他の誰よりも周回数を重ねることができた。
ウィリアムズは契約したばかりのテストドライバー、フェリペ・ナスリがドライブし、四番手タイムを記録した。
信頼性不足に悩むレッドブルはこの日も苦戦。トラックには何回か登場したものの、すぐにピットに戻る状況が多く、たったの15周しかできなかった。
キミ・ライコネンは3番手タイムを記録したが、テストの終了間際にターン4で飛び出しクラッシュ。赤旗が出てそのままテストは終了した。
ザウバーのスーティルとマルシアのビアンキはトラブルで周回数が少なく、タイムを記録しなかった。
ケータハムは経験不足のエリクソンにも午前中にドライブの機会を与えたが、電気系のトラブルでストップ。その修正に時間がかかり、午後の可夢偉の登場は遅れ、わずかに17周でテストの最終日を終えた。
2014年プレシーズンテスト 第1次バーレーンテスト4日目
Driver
Car
Best time
Laps
Difference
1
Nico Rosberg
Mercedes W05
1’33.283
89
2
Jenson Button
McLaren-Mercedes MP4-29
1’34.957
66
1.674
3
Kimi Raikkonen
Ferrari F14 T
1’36.718
82
3.435
4
Felipe Nasr
Williams-Mercedes FW36
1’37.569
87
4.286
5
Pastor Maldonado
Lotus-Renault E22
1’38.707
59
5.424
6
Sergio Perez
Force India-Mercedes VJM07
1’39.258
19
5.975
7
Daniel Ricciardo
Red Bull-Renault RB10
1’39.837
15
6.554
8
Jean-Eric Vergne
Toro Rosso-Renault STR9
1’40.472
19
7.189
9
Kamui Kobayashi
Caterham-Renault CT05
1’43.027
17
9.744
10
Marcus Ericsson
Caterham-Renault CT05
1’45.094
4
11.811
11
Adrian Sutil
Sauber-Ferrari C33
7
12
Jules Bianchi
Marussia-Ferrari MR03
5
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