フェラーリは最後のバーレーンテストでパフォーマンスを追求すると認めた。
今週おこなわれる最後のバーレーンテストで、フェラーリは本当の速さを追求するとテクニカルディレクターのジェームス・アリソンが述べた。
ライバルであるメルセデスはすでに第1次バーレーンテストで速さを追求した走りを見せており、最終日である4日目にはニコ・ロズベルグがフェラーリより3秒以上速いタイムを記録している。またメルセデスとマクラーレンはすでにレース距離を走りきっている。
しかしアリソンはフェラーリも次のバーレーンテストでは速さを追求すると語った。
「最後の4日間で私たちはレース距離を走り、ドライバーとマシンに貴重な経験を与える予定です」
チームはバーレーンに到着した時にやらなければならない、たくさんの作業リストを持ち込み、成し遂げたとアリソンは述べた。
「どうすれば2014年のクラッチとブレーキバイワイヤーから最善のパフォーマンスが引き出せるか学びました。冷却水の温度バランスも詳細に検証し、新しいエネルギー回収システムの動作範囲を拡大しました」とアリソンは説明した。
「マシンの性格を理解し始め、どのようなセットアップにタイヤがどう反応するか学び始めています。この作業を続けることは、最後の4日間のプログラムで重要になるでしょう」