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2014 Rd.3 バーレーンGP 観戦ガイド1 サーキット編

2014年第3戦のF1GPが開催されるバーレーン・インターナショナル・サーキットを紹介する。 【開催国概要】 開催国:バーレーン王国 首都:マナマ 人口:1,235千人 地理:ペルシア湾のバーレーン島を中心にした、大小40の島からなる。国土面積は奄美大島とほぼ同じ。 政治:君主制 公用語:アラビア語 気候:砂漠気候で夏期は特に気温が高く、雨が降ることは希である 【サーキット】 バーレーン・インターナショナル・サーキット  距離:5.41km 周回数:57周 走行距離:308.23km コーナー数:15 首都マナマから南に20kmほどの位置に建設された、砂漠の中にあるサーキット。そのため、コース上には細かい砂があり、セッション開始直後はグリップレベルが低い。 長い直線と低速コーナーを組み合わせたセクター1とセクター3を中高速コーナーの多いセクター2でつないだレイアウト。そのため、ブレーキングのスタビリティと立ち上がりのトラクション性能が求められる。 抜き所は320kmから65kmまで急減速する1コーナーの飛び込み。ただ前を走るマシンが最終コーナーの立ち上がりでミスがないと、DRSがあっても抜くのは難しい。 年間のレース開催が少ないので、週末を通じてトラックの改善状況は大きい。今年から初のトワイライトレースへ移行する。 【エンジン】 バーレーンGPはエンジンに厳しいサーキットである。 直線が4本あり、全開率は63%にもなる。 さらに高い気温がエンジンに負荷を掛ける。 砂もエンジンにとっては悩ましい問題である。 燃費面ではもっとも厳しいサーキットのひとつなので、パワーユニットの燃費効率は重要なファクターである。 最高速:322km/h(DRS ON)、310km/h(DRS OFF) 全開率:69% 【シャシー】 ダウンフォースレベルは中程度。 急激にスピードを落とす場所が4カ所あるので、リアの安定性を求めたいが、インフィールドではコーナーが多く、オーバーステア傾向にセットアップしたい。そのバランスを高いところでまとめられるチームは有利。 フューエル・エフェクト:0.38秒/10kg 【ブレーキ】 このサーキットは、カナダのモントリオールと並んでブレーキに最も厳しいサーキットの一つである。 ビッグ・ブレーキングポイントが4カ所あり、インフィールドセクションでは、コーナーが連続し、ブレーキを休めるヒマがない。ここでは1年を通じて最も大きなブレーキダクトを装着する。 ブレーキング率:16% ブレーキング数:7

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