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アイルトン・セナの面影 2

アイルトン・セナのトールマンとロータス時代の写真を紹介します。 雨のモナコGPを激走するセナ。当時のターボエンジンはワークスエンジンが主流で、プライベートエンジンを搭載する彼のトールマンは決して走りやすいマシンではなかったが、雨のモナコで卓越したコントロール見せて2位になる。これは当時のマシン競争力を考えると奇跡的とも言える結果である。 1984年伝説のモナコGPで2位になったセナ。これは彼が勝ったと勘違いしてると思われる写真。豪雨のレースは途中で打ち切りになった。その場合、レース打ち切りの前のラップの順位が正式な順位になるので、彼の順位は2位となった。初の表彰で喜ぶかと思いきや、この新人ドライバーは勝てなかった為、表彰台で不機嫌だったという。 1985年イギリスGP、ロータス97Tに乗り予選中に集中するアイルトン・セナ。この当時はルノーエンジンを搭載し、レースでは信頼性不足に泣かされたものの、予選ではその速さを見せつけた。 この年からセナのチームメイトは日本人の中嶋悟になる。開幕戦での記念撮影。今と比べると人数が少ないことに驚く。この年からフジテレビがF1のテレビ中継を開始。この後、日本では空前のF1ブームが巻き起こることになる。 念願のホンダエンジンを獲得したセナだが、アクティブサスを搭載した走らないマシン99Tに悩まされる。しかしこの実験的なマシンに乗りながらも、1987年のモナコGPを征したセナ。後のモナコマイスターのモナコ初勝利である。

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