
フェラーリが2014年マシンの名前の投票を開始
フェラーリが2014年に走らせるマシンの名前の投票を開始した。
フェラーリは2014年マシンの名前を公募することを発表していたが、15日から名前の候補への投票が開始された。
名前は下記の五つの候補から選べる。
・F14T ・F14マラネロ ・F14スクーデリア ・F166ターボ ・F616
名前の由来は下記の通りである。
「F14T」
フェラーリの2014年型マシンでターボ付き
「F14マラネロ」
フェラーリの2014年型マシンにファクトリーがある地名をつけている
「F14スクーデリア」
同じくフェラーリの2014年型マシンにチーム名の一部をつけた
フェラーリの正式名称は「スクーデリア・フェラーリ」である
「F166ターボ」
フェラーリの1.6L V6エンジンにターボをつけた
「F616」
その逆でV6 1.6Lエンジンを表している
フェラーリは排気量にちなんだマシン名をつけることが多い。例としては312(3L 12気筒)や156(1.5L V6)である。2000年代では単純にF2001、F2004など、単純に年号をそのままつけた名前が多い。きっと名前を考えるのが手間だったのだろう。そういう意味では候補の名前は順当である。だが「F14マラネロ」と「F14スクーデリア」はなにやら市販車の名前のようである。
もっとも不思議なことにフェラーリは自身のマシンにつける名前には無頓着である。だから彼らがつけるマシン名に一貫性はない。彼らはマシン名はこだわることがない。見ているとほとんど思いつきでつけているのではないのかとすら思える。つまり彼らはマシン名に関しては何のこだわりもない。だからこそマシン名を投票するという方法が考えられたのであろう。
代表的なマシン名は下記の通りだが、これを全て記憶している人は相当なフェラーリマニアである。
312、312B、312T、126CK、156/85、F186、F187、640、
F92A、412T、F310、F300、F399、F1-2000、F2001、150 イタリア、F60
私なら味も素っ気もないフェラーリの命名法が気に入っているので、「F166ターボ」に投票する。
初期の投票では「F14T」と「F166ターボ」が人気である。
投票は下記のサイトからできる。気に入った名前の下の「VOTE」を押してe-mailアドレスを記入するだけの手軽さである。
スクーデリア・イタリア 2014年 マシン名投票サイト
彼らの2014年型マシンの名前は1月24日に発表されて、実車は25日公開される。

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