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可夢偉 今年のF1は楽しみ

2014年のプレシーズンテストの全日程を終了した、小林可夢偉がシーズン開幕への意気込みを語った。 「クラッチの問題があり、予定していたパフォーマンスランはできませんでしたが、106周走れてテストを終えられたのは、よかったと思います」 これまでケータハムは信頼性の問題に集中して、パフォーマンス走行をする余裕がなかったので、今回走行できなかったとはいえ、それに挑戦しようとしたことは評価できる。 「バーレーンテストの最後の2日間は非常に充実したテストになり、マシンの信頼性を示すことができました。最初のヘレステストだけでなく、ここバーレーンで行われた2回のテストでも、信頼性に問題を抱えるチームが多かったことを見てもわかりますが、信頼性は開幕戦に限らず、シーズン全体を通してこれまで以上に重要です」 テストの3日目にはエリクソンが100周以上走行でき、最終日の可夢偉も100周以上走行できたことは、信頼性の確保に一定のメドがたち、開幕戦に向けて明るい話題である。 「今日は非常に忙しい一日でした。午前中は短い周回数を重ねながら複数のセットアップを試しました。午後はロングランを行い燃費、エネルギー回生、タイヤの摩耗、その他のデータを得ることができました」 今年のF1はパワーユニットが非常に複雑であり、それらは協調して動作させるのが、非常に難しい。ケータハムはテスト最終日にいろいろ試して、それに対するフィードバックを得られたようである。これは開幕戦に向けて大きな前進となる。 「これらの走行モードによるクルマの挙動の変化の違いを知る機会があったのは重要でした。このあとはファクトリーに向かい、さらに数日シミュレーターでテストをして、オーストラリアに向かいます。個人的にふたたびF1でレースができることを楽しみにしていますし、テストの結果をみても2014年の開幕戦は非常に面白いスタートになると思います」 
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