ロズベルグはオーストリアGPで優勝し、キャリア6勝目を飾った。これは彼の父であるケケ・ロズベルグの5勝を上回る記録である。ニコは155レースのキャリアで6勝目。父のケケは114レースでの記録である。
ただ父のケケはワールドチャンピオンのタイトルを獲得しているが、ニコはまだである。
ロズベルグは8レース連続表彰台に登った11人目のドライバーである。ワールドチャンピオン以外でこの記録を達成したのは、ニコを除けば J・P・モントーヤとカルロス・ロイテマンの2人だけである。
最長記録はニコのかつてのチームメイトである、ミハエル・シューマッハーが達成した19連続表彰台がある。
今回はスタートグリッドの最前列にメルセデスがいない今年最初のレースとなった。フェリペ・マッサのポールポジションは2008年のブラジルGP以来で、彼のキャリア通算16回目のポール・ポジションであり、キミ・ライコネンとスターリング・モスの記録に並んだ。
これ以前のウィリアムズのポールポジションはマルドナドが2012年スペインGPで記録したのが最後である。ウィリアムズがフロントロウを独占したのは2003年のドイツGP以来である。この時はモントーヤがポールポジションで、ラルフ・シューマッハーが2位であった。
キミ・ライコネンがこのオーストリアGPで通算200レースを記録した。この間、彼は20勝(勝率10%)、40回のファストテストラップ、16回のポールポジションを獲得している。