
可夢偉はペース自体は悪くなく二度目のセーフティーカーが入りタイヤ交換した時は12位まで順位を上げていた。だがその後、ビアンキがオーバーテイクを仕掛けてきた。この時、二人の運命は分かれた。
ビアンキは可夢偉のマシンに接触。姿勢を崩した可夢偉をビアンキが抜いていく。この時、ビアンキは何の損害もなく、可夢偉はボディカウルを破損し、この後は全くペースが上がらずに13位でレースを終える。
レース後可夢偉はもしチルトンが接触して抜かなければ、入賞は可能であったと述べている。実際、エリクソンが11位にでフィニッシュしていて入賞のチャンスはあった。コース上での追い抜きはほとんど不可能なモナコではビアンキが接触せずに抜くことは難しく、そうなれば可夢偉はチルトンの前でフィニッシュすることは論理的には可能である。
だがケータハムには問題が多い。本来、中国GPで投入されるアップデートが間に合わず、スペインで投入されるとその効果がなく、モナコでも開発パーツはなかった。その間にマルシアは少しずつではあるが、進歩している。
今回、マルシアが9位に入賞したことで、よほどの幸運がない限りケータハムがマルシアをコンストラクターズランキングで抜くのは難しくなってしまった。一つ一つの進歩の差は小さくても、それが続いていくと大きな差になる。 今後、ケータハムが予選でマルシアを抜くのは難しくなっていくだろうし、そうなればケータハムのチャンスはどんどんなくなっていく。
可夢偉はできる限り努力をしているのはわかるのだが、ドライバーができることはチームの中で限られている。
売却説もささやかれているケータハムではあるが、この状態で買い手は現れないだろう。よほど安売りをしない限りは。そして大金を投資したオーナーのフェルナンデスは、安くで売る気はない。
フェルナンデスはチームに結果を残せと話しているが、お金もなく優秀な人材もいない状態では、結果以前の問題である。マルシアは同じように資金難ではあるが、それでもやる気に満ちており、モチベーションの下がっているケータハムとは大違いである。 ケータハムの未来は明るくはない。
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