2度目のテストが終わったが、相変わらずメルセデスパワー勢は好調を維持している。
暑いバーレーンでのテストは新しいパワーユニットに更なる試練を与えた。その中でもメルセデスパワー勢は走行距離を延ばし、全てあわせて1万キロを超える走行距離を記録した。これはライバルの2倍以上である。
この4日間のテストで最速のマシンは全てメルセデスパワー搭載していた。またレース距離のシミュレーションを実施したのはマクラーレンとメルセデスの2チームだけである。
フェラーリも好調を維持しているように見えるが、ワークスチーム以外は走行距離を延ばすことができてなく、万全とまでは言えない。ただフェラーリはマシンのパフォーマンスの追求は最後のバーレーンテストでおこなうことを認めている。
ルノーは相変わらず大小様々なトラブルに見舞われている。開発は継続して進められてはいるが、開幕戦はもう間近で有り、時間が切れになるのは明らかである。ただ単純に走行距離だけを比べるとフェラーリと大幅に違うわけではなく、開発が進んでいるのは間違いがない。
エンジンメーカー別走行距離
Engine
Total laps
Total distance (km)
Mercedes
2022
10,082.064
Ferrari
1000
4,975.104
Renault
770
4,018.656
チーム別走行距離
Team
Model
Total laps
Total distance
(km)
Mercedes
W05
624
3,073.03
McLaren
MP4-29
541
2,686.81
Ferrari
F14 T
538
2,664.67
Williams
FW36
498
2,522.98
Sauber
C33
403
2,020.64
Force India
VJM07
359
1,799.24
Caterham
CT05
329
1,705.76
Toro Rosso
STR9
193
991.38
Red Bull
RB10
137
720.78
Lotus
E22
111
600.73
Marussia
MR03
59
289.79